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配偶者からの暴力やモラハラを離婚で解決した事例

長年続いている配偶者からの暴力にこれ以上耐えられない、モラハラがひどくて鬱になった、夫の暴力がエスカレートするのが怖くて反抗することもできない、そんな相談を受けることも多くあります。 本ページでは、そんな辛い結婚生活を、離婚することで解消できた事例を紹介しながら、DVや虐待で離婚する場合の心構えなどをお伝えします。

暴力や虐待を我慢しないで

配偶者から暴力や虐待を受けていても、「子供がいるから、自分だけ我慢すればいい」「自分にも落ち度があるから夫があんな怒り方をするんだ」と自分自身に思い込ませている人、「人に話したことがバレたら、もっとひどく殴られるかも」そんな不安を抱えて黙っている人はいませんか?

暴力や虐待の習慣は簡単に抜けるものではありません。時が解決してくれるなんてこともありえません。
家庭内での暴力や虐待は家庭内だけで行われます。その上、多くの場合、第三者には加害者は行儀正しく優しい人と思われているため、第三者の助けもあまり期待できません。

もし、あなたが配偶者からのDVや暴言などで、日常的に「辛い」と思っているのであれば、一刻も早く、勇気を出してプロに相談してみてください。「離婚」が、あなたやお子さんの身を守る武器になるはずです。

精神的・肉体的暴力や虐待は正当な離婚理由

協議離婚では、夫と妻が同意すればどんな理由でも離婚できます。
しかし、協議がこじれて離婚調停や裁判になった場合、民法では、以下に挙げる「法定上の離婚事由」があれば離婚が認められると定められており、裁判所はこれに則って判断します。

  1. 不貞行為
  2. 悪意の遺棄
  3. 3年以上の生死不明
  4. 回復の見込みの無い強度の精神病
  5. 婚姻を継続しがたい重大な事由

裁判所は、①~④の原因の場合、状況によっては離婚の請求を棄却することがあります。しかし、⑤が原因の場合、婚姻生活が破綻し離婚もやむを得ないと判断されれば原則的に離婚は認められます。配偶者や子供に対するDV(家庭内暴力)やモラルハラスメント・虐待は、⑤の典型的な例です。

ケース①夫からのモラハラに我慢の限界が

相談者:20代女性
配偶者:夫、子供2人

相談内容

夫は、結婚当初、年の離れた相談者に優しく接してくれました。しかし、数カ月経った頃には、相談者の外出先や支出を事細かにチェックして、夫の期待通りの結果や返事が返ってこないと、「親からどんな教育を受けてきたんだ」と罵るように。
それでも、相談者は「自分が不甲斐ないから怒られるのだ」と我慢しました。 最近では、子供たちが家の中で遊んでいるだけで、「子供たちが騒がしいのはおまえのしつけが悪いからだ」と罵倒するまでになりました。過呼吸の発作まで出てしまい、これ以上結婚生活は続けられないと思うに至りました。

どのように解決したか

離婚を決めてからは、日記を付けて夫が暴言を吐いた日時を記録したり、隠れてICレコーダーに録音しました。過呼吸の診断書もとりました。
証拠が集まったら、その日のうちに子供たちを連れて実家に戻った相談者。弁護士に協議離婚の仲介を依頼し、無事親権を獲得。慰謝料や養育費の請求など、満額勝ち取ることができました。

ケース②相談者への暴力が夫のストレスのはけ口に

相談者:20代女性
配偶者:夫、子供1人

相談内容

結婚後、夫は帰宅すると「疲れた」と言っていつも不機嫌。相談者との会話も滞りがちでした。
ある日、相談者が心配して声をかけたのをきっかけに、夫の暴力が始まりました。夫の虫の居所が悪いと、相談者が前を歩いたり、子供の声が聞こえてくるだけでも殴られるような状態でした。
経済的な不安もあり我慢し続けた相談者でしたが、相談者が殴られるところを偶然目にした5歳の子供が怖がって泣く姿を見て、離婚を決断しました。

どのように解決したか

まず、弁護士に離婚の相談に行き、離婚手続きに必要なものを確認し、同時に別居の準備と就活を始めました。それから、リビングに隠しカメラを設置して、夫が日常的に暴力をふるう様子を撮影し、殴られてあざができた時にはその写真も撮っておきました。預貯金や家の評価額など保有財産の確認も怠りませんでした。
準備が整うと、夫の外出中に子供と引っ越しを済ませ、弁護士に代理人になってもらって、離婚調停を申し立てました。おかげで、親権の獲得や相談者ペースでの条件交渉が進み、早期に離婚を成立させることができました。

配偶者から暴力や虐待を受けていたら

配偶者から暴力や虐待を日常的に受けているならば、とにかく一歩踏み出す勇気をもつべきです。

習慣になっている配偶者からの暴力行為や虐待は収まることはありません。あなたの精神を蝕むだけでなく、それを目撃した子供にも深い精神的ダメージを残してしまいます。
離婚を躊躇するよりも、一刻も早く、弁護士や地域の相談窓口に相談して、身の安全を確保しながら、離婚の手続きを進めましょう。

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