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夫の暴力に悩む女性が離婚を成立させ慰謝料の請求が認められた事例

DVは明らかな犯罪行為です。「離婚したら子どもがかわいそう」「普段は優しい人だから…」「自分にも悪いところがあるのかもしれない」と我慢している方がたくさんいますが、どんな理由も暴力に目をつぶる理由にはなりません。暴力を受けたらすぐに家を離れて安全を確保し、離婚しましょう。ここでは、DVによって離婚し、慰謝料を獲得した事例をご紹介します。

ケース1 離婚を我慢して徹底的にDVの証拠を揃える

相談者:50代女性
配偶者:50代男性

相談内容

婚姻期間は2年。ともに再婚同士だったご夫婦です。相談者様の夫は、普段はとても優しい方ですが、お酒を飲むと人が変わったようになり、誰にでも暴力をふるうタイプ。相談者様への暴力は結婚直後から始まったそうです。
再婚したばかりですぐに離婚するバツの悪さ、子どもや両親を心配させたくないという思いから、相談者様は2年も我慢されていました。しかし、ついに離婚を決意。いつかこんな日が来た時のために、と2年分の怪我の記録はすべて残してありました。これが有利な離婚、慰謝料獲得を大いに助けてくれました。

どのように解決したか

相談者様は、これまでに受けた暴力の記録を、「いつ、どこで、どのような暴力を受けたか」を日記で残していました。また、すべての日記に対して、新聞の日付と共に撮影した傷の写真が添付してあり、暴力の事実を裏付けるように資料が作られていました。
病院での診断書も、通院したうちの何度かに一回は必ずとって残してありました。さらに、暴力を受けている時の夫の罵声も録音されていました。ここまであれば完璧です。
動かぬ証拠がものを言いました。
夫は、二年前からの記録が入念につけられていたことにひどく驚き、観念したようです。慰謝料180万円を獲得しました。

ケース2 暴力夫に一度も会わずに離婚、慰謝料も獲得

相談者:60代女性
配偶者:50代男性

相談内容

10年以上も夫からの暴言、暴力に耐えてきた相談者様。頻度も度合いもエスカレートするばかりの夫に強い恐怖を感じ、「このままだと殺されるのではないか」と相談にいらっしゃいました。
内容は聞くに耐えぬもので、残念ながら離婚しか解決方法がないケースに思われました。相談者様は、飛び出すような形で別居しており、友人の家に隠れている状態でした。

どのように解決したか

相談者様が大変怯えた様子でしたので、これ以上の暴力を受けないよう交渉はすべて代理人が行いました。夫は「代理人では話にならない、妻を連れてこい」と激昂しましたが、いくらごねても妻が出てこないとわかると、妻が本気であることを悟って離婚に応じました。また、慰謝料は115万円で納得しました。
協議離婚、調停離婚、裁判離婚、いずれも代理人に一任してDV加害者と一度も会わずに離婚することは可能です。調停の場には当事者が出席することが原則ですが、暴力の度合いが深刻な場合は例外として代理人のみの出席でも認められます。DV加害者と二度と会いたくないという場合は、弁護士にご相談ください。
離婚申し立て当初は夫が全く取り合わず、離婚成立は不可能かと思われましたが、お互いの代理人が粘り強く交渉した結果、ようやく夫が離婚を承諾しました。長年妻を苦しめたことに対する謝罪もあり、夫に対するわだかまりも少し無くなったとのことでした。

DVの証拠があれば大丈夫。新しいスタートを切りましょう

DVを理由に、慰謝料を手にして離婚するなら、証拠が何よりも大切です。最近は、「冤罪DV問題」もあり、証言だけではDVと認められないケースもあります。DV加害者は、「外面が良い」「普段は別人格」という場合も多いので、友人などが「彼はそんな人間ではない」と証言する可能性もあります。慰謝料目当てのでっちあげと言われないよう、証拠は絶対にとりましょう。DVの場合、特に有効なのは医師の診断書です。また、警察署や自治体、民間団体のDV相談窓口への相談履歴も有効です。

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