慰謝料相談ドットコム > 慰謝料請求事例ブログ > 夫の浮気が発覚!高額の慰謝料を獲得した事例
夫の浮気は重大な離婚事由になります。証拠が揃っていて、妻が離婚したいのであれば、問題なく離婚できます。ただし、感情的にその場で離婚を突きつけてはいけません。慰謝料を最大限もらってわかれるためのコツがあります。ここでは高額な慰謝料を獲得した事例をご紹介します。
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探偵さんの調査書類を拝見しました。確かに二人の異なる女性とホテルに入る姿が写真に収められていました。二人から同時に慰謝料が取れますか?というご相談でした。答えはYES。
浮気の慰謝料をとるためには、二つの条件が必要です。
もしこれが、出会い系サイトで素性を明かさずに知り合った女性とのワンナイトでしたら、慰謝料を請求することはできません。1の「相手の故意・過失」があったとは言えないからです。また、すでに夫婦関係が破綻しており別居している、何年も性交渉がないなどの場合も慰謝料請求が認められないことがあります。この場合は、2の「権利の侵害」にあたらないという判断なのです。
このケースでは、浮気相手は友人と職場の女性。ともに交際相手が既婚者であることは知っていたと思われます。それぞれに証拠を突きつけて200万円の慰謝料を請求。夫には、離婚前提で250万円請求。
減額交渉されましたが、いずれも受け入れず満額の750万円を獲得されました。
夫の鞄に包装されたプレゼントが入っているのを見た相談者。一目で自分のためのものではないとわかったそうです。浮気を確信し、離婚も視野に入れているものの、ここから先どのように行動したら良いか、というご相談でした。
浮気の証拠集めをお願いしました。
まずは簡単なところでお金の動きをチェック。女性と付き合いたてなら、デートにプレゼント、ホテルとなにかとお金を使うものです。クレジットカードの利用明細を見れば、出費はすぐに把握できます。
最近はペーパーレス化でウェブ明細となっているクレジットカードも多いですが、IDやパスをブラウザに記憶させている人も多いので、意外と簡単に見られることもあります。
次に、ETCの利用履歴。ETCカード番号と車両情報を入力するだけで履歴を検索することができます。
「ホテルに出入りする写真」など肉体関係の有無を決定づける証拠が望ましいですが、これを撮るには本人では難しいので、ホテルのレシートなどを徹底的に探してもらいました。
結果、様々な証拠が集まりました。これを武器に離婚と慰謝料請求を同時に求めました。夫には300万円の慰謝料を請求。相場よりも多いですが、相手女性に請求をしないでほしいと夫から申し出があり、高額の慰謝料で決着がつきました
浮気の事実がわかっても、すぐに感情的になって相手を責めず、冷静に証拠を集めましょう。それがなければ「浮気などしていない。証拠があるなら出してみろ」と開き直られる可能性もあります。しっかり証拠を集め、財産を把握してから、離婚の手はずを整えましょう。