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ある日突然配偶者に離婚届を突きつけられた場合の解決事例

たいていの場合は何らかのサインがあるものですが、青天の霹靂で離婚を突きつけられるというケースもあります。配偶者から突然離婚を突きつけられても、すぐに離婚になってしまうわけではありません。結婚は一方的には破棄できるものではないからです。いずれ離婚になってしまうとしても、準備期間は用意できると思って下さい。

離婚したくない場合は、時間を稼ぐ

離婚は一方的にはできませんので、離婚したくないのなら同意しなければよいのです。
相手の同意なく離婚できるのは、配偶者に非がある場合だけです。
夫婦の義務と責任をきちんと果たしてきたのなら、まずは断って時間を稼ぎましょう。
今がツライからと言って、それを終わらせるために離婚に同意してはいけません。
経済力がない方は明日からの生活が死活問題ですから、とりあえず離婚は先延ばしにして下さい。

とは言っても、一度離婚を決意したほどの配偶者が「じゃあわかりました」と元に戻ってくれるはずがありません。その後の家庭生活がどんなものになるのか、想像に難くないですね。
子どもにとって両親は、唯一知る夫婦のモデルケースです。冷え切った家庭で育てられることは、よい影響は及ぼさないでしょう。

最初は役者になって一生このまま仮面でもいい…と思うかもしれませんが、笑顔のない家庭は地獄のようなものです。
修復努力が実らないなら、いつかは覚悟を決めた方が人生は明るいでしょう。

時間を稼いでいる間にするべきことをまとめます。

経済力を付ける、財産の管理を明確にする

とりあえず時間稼ぎをして、後悔のないよう話し合いをして下さい。
感情的になって泣いてしまう、喧嘩になる、こんな場合は話し合いになっていません。
冷静に話せないなら、第三者を介して話をしましょう。

これだけで時間を無為にしてはいけません。
来たるべき日に備えて準備を行います。

慰謝料を獲得できるかどうか確認

一方的に離婚を要求すること自体が、慰謝料を請求できる事由になります。一方的に離婚を申し出る配偶者は、不貞行為を隠している可能性が高いです。また、セックスレスである、モラハラやDVを受けているなど相手に非があれば慰謝料を獲得できます。

当てはまるものがないか入念に探して、証拠を集めておきましょう。

財産を管理する

財産分与に備えて、家庭の財産を正確に把握しましょう。
離婚を言い出された時点で、配偶者に財産を隠されている可能性もありますが、できる限りすべての資産を明確にして下さい。

慰謝料を請求されないよう、落ち度を作らないように

配偶者は離婚を言い出すずっと前から計画を立て、準備をしてきたのかもしれません。どうせ離婚するなら少しでも有利に、というのは誰もが考えることです。
離婚問題が噴出して家の中がギスギスしているからといって、家にお金を入れない、家事をしない、家出をする、無断外泊をするなど、夫婦の責任を放棄すると慰謝料を請求されたり、自分が獲得する慰謝料と相殺されてしまいます。

ケース1 結婚5年目、セックスレスから夫婦関係が破綻

相談者:30代女性(子ども1人)
配偶者:40代男性

相談内容

妊娠後から夫側からのセックスレスに悩んできた相談者様。夫は多忙を理由に家事育児に参加せず、産後何年経ってもセックスレスのまま。問題視すらしていない夫と価値観の違いを感じ、相談者様は次第に夫に期待しなくなりました。
すると今度は、妻のその態度に冷めてしまった夫から離婚を切り出されてしまいました。
そもそもの原因を作ったのは夫であるにも関わらず、夫は妻の態度が悪く家庭が壊れたと主張し、お互いに慰謝料なしで別れようと言っていました。

どのように解決したか

結婚生活7年のうち、まともな夫婦生活があったのはたった8ヶ月、ずっと孤独に悩んできた相談者様でしたので、離婚の決意はすぐ固まりました。
しかし、小学校入学を控えた子どもの生活を変えることにはためらいがあり、経済的にも少し不安がありました。
そこで、解決金として財産分与を多めに渡す、親権を渡す、これに同意するならすぐに離婚してもよいと提案しました。
慰謝料ではなく解決金としたことで、夫を責めず謝罪も求めず、すんなり別れることができました。

ケース2 離婚に同意するよう、家の中の空気を悪くする妻

相談者:30代男性(子ども1人)
配偶者:40代女性

相談内容

妻から「もう愛していない。別の人生をやり直したい」と告げられて離婚を迫られた相談者様。
原因がさっぱりわからない、チャンスが欲しい、子どもと離れたくない、と訴えましたが妻の決意は固いようでした。
それから妻は、相談者様が音を上げるまで、徹底して慇懃無礼に振る舞い、家の中の空気を悪くしていきました。だんだん参ってしまった相談者様でしたが、相手の思うまま離婚するのは悔しいという相談でした。

どのように解決したか

仮面夫婦として耐えている間に、暴言を吐いてしまったり、ふらりと浮気をしてしまったり、喧嘩の時に手が出たりしてしまうと、それを盾に慰謝料請求されかねません。冷えた家庭で気を張って生活するのは疲弊します。
問題を棚上げしつつ楽しい家庭を築くなどできないものです。
妻の意思は堅そうでしたので、修復は諦めました。話し合いの初期の段階から調停を使って一気に解決しました。妻側からの一方的な離婚請求ということで、慰謝料は120万円。財産分与もきっちり等分でした。

仮面夫婦だと、夫婦関係が破綻しているとして離婚になるかも

配偶者からの離婚の申し出は、拒否して時間を稼げますが、それでもいずれ離婚の日はきます。相手が同意していなくても家庭内別居であったり性生活がないなど、夫婦関係が破綻していることを主張されたら、離婚が認められてしまうからです。解決を長引かせても、時間の無駄になるかもしれません。

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