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離婚に応じない妻を納得させて離婚した事例

結婚は契約ですから、一方的に解消することはできません。夫がどんなに離婚したくても、相手に非がなければ妻はこれを拒否することができます。相手が離婚に同意しない理由の多くが、今後の生活に対する不安です。もし金銭的な不安から離婚に同意してもらえないのであれば、お金を払って解決するという方法もあります。

ケース1 解決金を提示することで納得してもらう

相談者:30代男性
配偶者:20代女性

相談内容

以前から性格の不一致で悩んできた相談者様ですが、妻は自分に何の落ち度もないことを理由に離婚を拒否。離婚を一度口に出してからはさらに関係が悪化し、家庭内はギスギスしており会話もない状態でしたが、それでも妻は離婚しないの一点張りで、相談者様は毎日帰宅するのが憂鬱という状態でした。

どのように解決したか

なぜ妻が離婚したくないのかを、徹底的に話し合うしかありません。まだ愛情があるのか、金銭的に不安なのか、世間体なのか…。ひとつひとつ潰していけばきっと解決の糸口はあります。 また、一方的に契約を破棄しようとしているのは相談者の方なので、それなりの対価を支払う必要もあるでしょう。 双方弁護士を交えた話し合いの結果、妻にももう愛情はないということがわかりました。相談者様には不貞などの非はありませんでしたが、200万円の解決金を提示して離婚を再度お願いし、納得してもらいました。

ケース2 多額の慰謝料を提示して離婚成立

相談者:50代男性(子ども2人)
配偶者:40代女性

相談内容

相談者様は職場の女性と浮気をしており、彼女と結婚するためにすべてを正直に話し、妻に離婚を申し出ました。しかし妻は夫の浮気に驚くどころか、最初に浮気相手と関係を持った時からほとんど事実のままに把握していました。
妻は、絶対に離婚には応じない、浮気相手と結婚するなど許さない、一生苦しめばいいと宣言。これまで毎日ニコニコ迎えてくれた妻は、その日から態度が急変して会話もなくなってしまいました。

どのように解決したか

有責配偶者は、離婚を申し立てる権利はありません。離婚するかどうかを決めるのは、あくまでも裏切られた側なのです。すべて妻にバレている点も含め、何もかも行動が軽はずみだったゆえに「復讐」を宣言されてしまったのです。
かといって壊れた夫婦関係が元に戻る可能性もなく、妻の言葉通り一生苦しむのは心が耐えられませんね。どうしても離婚したいとのことだったので、高額な慰謝料を提示することをおすすめしました。最初、相談者様はしぶっておられましたが、そうしなければ浮気相手にも慰謝料請求される可能性があること、一度は人生を背負う覚悟を持った相手なのですから、実はそれくらいで済むのは安いものだということをわかっていただきました。提示した金額は一括で500万円。親権は妻に渡し、財産分与も含めると総額1,300万円以上になりました。そこでようやく妻は、納得してくれました。

離婚するためには理由が必要です

離婚するためには、下の5つのうち最低一つは当てはまらなければなりません。

  1. 不貞行為がある
  2. 悪意の遺棄
  3. 3年以上の生死不明
  4. 配偶者が重度の精神病にかかり回復の見込みがないこと
  5. その他婚姻を継続し難い重要な事由

「5 その他婚姻を継続し難い重要な事由」は、DV、過度な宗教活動による夫婦関係の破綻、結婚当初からのセックスレス、犯罪行為などです。性格の不一致程度では認められませんから、調停離婚、裁判離婚はするだけ無駄と言えます。協議離婚で合意にいたるには、やはり離婚を望む方が誠意を見せるしかありません。もし「浮気相手と再婚したい」などの理由で離婚を望むなら、住宅は妻にあげる、慰謝料は相場よりも多く提示するなど、妻が納得できるだけの金額を積む必要があるでしょう。

簡単には離婚できない!時間を買うか長期戦を覚悟するか

離婚したくないと言っている妻と離婚する方法がもう一つあります。それは、まず別居して夫婦関係が破綻しているという実績を積むことです。その上で、再度離婚を申し立てて調停にかけるのです。ただし、この方法は何年もかかります。時間をお金で買うのか、時間をかけて安く済ませるのかどちらかと覚悟しましょう。

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