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婚姻費用分担請求とは|用語集|慰謝料相談ドットコム

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慰謝料請求用語集【婚姻費用分担請求】とは?

婚姻生活を維持するために必要な費用を「婚姻費用」と言います。婚姻期間中は、夫婦の相互扶助が義務付けられているため、生活費はお互いに助け合う必要があります。夫婦間で揉め事が起こっており、経済力のある側が生活費を渡さないといった場合には、これを請求することができます。話がまとまらない場合は、家庭裁判所の調停を利用することができます。

離婚協議、裁判、別居中でも請求する権利がある

婚姻費用の支払い義務は、同居/別居に関わらずあります。離婚を前提とした調停中、裁判中でも関係ありません。
配偶者が生活費を渡さないなら請求しましょう。

婚姻費用は、自分の生活費と子どもの養育費の二つにわけられます。
特に、子どもの生活費や学費は子どもの権利ですので必ず認められるものになります。
有責配偶者であるかどうかは関係ありません。離婚しても真剣を手放しても養育費支払いの義務があるのと同じことです。
必ず請求しましょう。

婚姻費用の計算の仕方

婚姻費用は、裁判所のホームページに公開されている「婚姻費用算定表」に基づいて算出されます。

◯養育費・婚姻費用算定表
http://www.courts.go.jp/tokyo-f/vcms_lf/santeihyo.pdf

『婚姻費用算出表の見方』
1 子どもの数、年齢別に表になっているので、該当する表を選びます。
2 支払う側(収入が多い側)の年収を婚姻費用算出表の縦軸から選びます。
3 受け取る側(収入が少ない側)の年収を婚姻費用算出表の横軸から選びます。
4 二本の線が交差するところが、婚姻費用の金額です。

年収は、給料所得者と自営業では選択する場所が違うので注意しましょう。

婚姻費用は夫婦で相互扶助するものなので、支払う側の年収に加え、受け取る側の年収も考慮されます。
多くの場合は男性の方が収入が多いために夫が妻に支払うケースが多いですが、もちろん逆もあります。
少しでも収入に差があるのであれば、どちらかに支払い義務が生じます。

また、婚姻費用は夫婦で等分に負担するという考え方なので、収入が多いなら婚姻費用も多くなります。たくさん収入があるのに、相手に渡すのは「生活できるギリギリでかまわないだろう」ということはできません。

婚姻費用分担請求の仕方と、調停の流れ

まずは相手と直接の話し合いで決めます。ここで解決できれば面倒はありません。
しかし、「勝手に出ていったくせに、家事もせずに生活費だけよこせとは何事だ!」と怒ってしまう人もいます。配偶者を困らせてやろうという悪意がなくても、婚姻費用の支払い義務を知らない場合にこうなりがちです。
法的な義務があることを説明しても相手が納得しないなら、婚姻費用分担請求を調停で行います。

1 用意するもの

・婚姻費用分担請求調停の申し立て書
裁判所のサイトにフォーマットがありますので、それを利用すると良いでしょう。
○婚姻費用分担請求調停の申し立て書(ダウンロード)
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/15m-konpi.pdf

・戸籍謄本(夫婦二人ぶん)
・収入が明らかになる資料(源泉徴収票、確定申告書、給料明細など)

収入を明らかにするための資料は、すでに別居していて相手のものを用意できない場合は申立人のもののみでもかまいません。あれば配偶者のものも用意しましょう。

2 必要な費用

・収入印紙 1,200円
・切手代 800円程度

切手代は、裁判所から相手に書類を送る際に使われます。裁判所によって金額が異なるので、管轄の家庭裁判所に問い合わせてください。

3 調停の流れ

申し立てが受理されると、裁判所から呼び出し状が届きます。これにより、最初の調停期日が自分と相手に知らされます。

調停では、男女一名ずつ二人の調停員に事情を話します。これは夫婦別々に行われるので、相手と顔を合わせる必要はありません。相手に罵倒されるのではないか、喧嘩になりたくないなどを心配しなくても大丈夫です。
通常は、申立人が先に呼ばれます。

一回の話し合いは30分程度です。自分の番が終わると今度は相手が呼ばれるので、その間は待合室に待機します。それで大体の事情が説明できたら、再び呼ばれます。

相手の主張を聞き、折り合いがつけられるかどうかについて話をします。それが終われば再び相手が呼ばれて話をします。

30分×2回で一回の調停は終わります。

4 調停が不成立になったら

婚姻費用分担請求の調停の場合、「婚姻費用算定表」に基づいて話し合われるため、一回の調停で終わることも多いです。
しかし相手が納得しない場合は2回目の調停を行うことになります。
合意に至るまで繰り返しますが、裁判所がパンクするので無限にゴネ続けるということはできません。
数回調停を行なっても合意できない場合は自動的に審判に移行します。
審判では、裁判所が婚姻費用を決定します。

婚姻費用分担請求の調停に相手が来なかったら

調停は夫婦別々で調停員に事情を話して進行しますので、相手が来ない場合は調停自体行うことができません。
話し合いを逃げられるわけではなく、自動的に審判に移行します。
提出されている資料から、その時点でわかる範囲で双方の年収を認定して、裁判官が婚姻費用を決定します。
審判の結果は「毎月いくら払え」という支払命令です。

むしろ相手が欠席してくれた方が、ことは簡単に早く進むかもしれませんね。

生活費を渡してもらえない場合は、婚姻費用分担請求を!

婚姻費用分担請求は、離婚請求や慰藉料請求など、他の調停と同時に進めることができます。もし生活費を受け取れなくなったら、状況に関わらず婚姻費用の請求は早めにしましょう。離婚調停中は別居する方が多いですが、生活の心配がなくなれば安心して他の調停の準備ができます。

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