MENU

不貞行為をしてしまい慰謝料請求された場合の正しい対処方法

慰謝料相談ドットコム > 慰謝料請求お悩み相談室 > ケース別の慰謝料 > 不貞行為をしてしまい慰謝料請求された場合の正しい対処方法

不貞行為をして慰謝料を請求されたらどうしたら良いのか。正しい対処法

いけないとはわかっていながら、ついずるずると不貞行為を行なってしまった…。 古今東西、男女のいるところ、世界中にこの問題は存在しています。 いけないことですが、よくあることです。 不貞行為が事実であるなら、それを認めて謝罪、慰謝料の支払いについて交渉をしましょう。 一番やってはいけないのは、請求してきた人を攻撃したり、しらを切り通そうとすることです。慰謝料を請求された場合の対処法を解説します。

不貞行為の事実がない、事実無根の言いがかりの場合は

不貞の事実などまったくないのに、突然慰謝料請求が届くことがあります。
たまたま同窓会で再会した異性とバーに行って二人で一杯飲んだというだけでも、その場所がホテルの最上階のバーだったら、ロビーで二人を見た人からすれば、「ホテルに消えた」と言えてしまいます。ですから、ないことではありません。

「内容証明が届いた!」と慌てることはありません。内容証明郵便というのは、日本郵便のサービス名です。誰がいつ誰に対してどのような内容の手紙を出したのかを証明するというに過ぎず、内容が正しいかどうかは証明しません。また、これ自体には何の法的な拘束力もありません。

絶対に不貞行為の事実がないのなら、慰謝料請求に対して反論する必要があります。
内容証明郵便で返信すると良いでしょう。書式は特にありません。

・不貞の事実はないこと
・相手方の請求には根拠がないこと
・支払うつもりはないこと

これがきちんと書かれていればOKです。
上の例のように、相手の単なる勘違いという場合もありますから、これでことが済めば一番良いのです。

「今すぐ取り下げなければ名誉毀損で訴えてやる」「誹謗中傷だ!」など感情的なことは一切書いてはいけません。ただでさえ頭に血が上っている相手を、激昂させるだけです。

また、アリバイなどについてツラツラと書き連ねる必要はありません。
ないことの証明はできませんし、立証責任は訴えを起こす側にあるためです。
「バーでテキーラを3杯飲み、彼女は酔っていたようだったのでタクシーに先に乗せ、私は徒歩で帰宅した。何もしていない」など余計なことを書いてしまうと、「私の配偶者に度数の強いアルコールを強要した」「酩酊状態の上で行為に及んだ」「タクシーの乗車の証拠を出せ」など情報を相手に利用されてしまいます。

証拠の提示を求め、支払う義務があるのかを確認する

状況証拠から不貞行為があったと推測されるだけで慰謝料請求が認められた判決は多くありますが、不貞行為のほとんどは密室で行われるので事実は当事者しか知り得ないことです。
盗撮でもしていない限り第三者に不貞行為の立証は不可能なので、相手がどのような証拠を握って請求を行なってきたのかを知ることが必要です。

証拠の提示を求めることは可能です。
ただし強制することはできません。相手が証拠を提示するかどうか、どのタイミングで出すかは相手の自由なので、求めたらすぐ出してくれるとは限りません。
最初に手の内を見せてしまっては対策をとられるので、証拠をギリギリまで隠しておいて口頭弁論で初めて出すというやり方もありえます。
相手がすでに弁護士をつけている場合は裁判まで見据えて準備をしている可能性が高いので、何らかの証拠を握っていると考えた方が良いでしょう。

相手の主張する不貞行為があっても、支払い義務がない場合もあります。
それは浮気相手の夫婦関係がすでに破綻していた場合、浮気相手が既婚者だと知らなかった場合です。
離婚に向けて別居中で何年にもなるという相手と不貞行為をした場合、浮気相手とその配偶者は法的には夫婦ですが、夫婦の実態がなくすでに破綻していたとみなされます。不貞行為によって夫婦の仲を壊したのではなく、最初から壊れていた、つまり損害を被った人がいないことになります。ですから、慰謝料請求はできないのです。
不貞行為を行なった相手が独身だと嘘をついていて、既婚者だと知らなかった場合も、慰謝料の請求は無効です。

これらで支払いの義務があるかどうかを確認したら方針を決めましょう。

支払いを受け入れる場合の方法

相手がどうやら強い証拠を持っており、不貞行為もあり、浮気相手の夫婦関係を壊したのが事実であれば、支払いを避けることは難しいでしょう。事実を認め、支払いを受け入れる旨を連絡します。

ただし、言われるままの金額を鵜呑みにして支払う必要はありません。
慰謝料請求額には規定も上限もありませんから、相手が怒りのままに適当な金額をふっかけている場合もあります。根拠のない法外な慰謝料請求でないかどうか、相場を調べましょう。
慰謝料は精神的苦痛に対する補償として支払われるものなので、相手がどれくらい傷ついたかは不明です。しかし、だいたいの相場はあるのです。

不貞行為による慰謝料請求の相場は、50万円〜200万円です。
相手の婚姻期間、浮気相手と交際していた期間、どちらが積極的にアプローチしたのか、相手に与えた損害(鬱になった、会社を辞めてしまったなど)などによって決まります。
また、相手夫婦が最終的に修復するのか離婚するのかによっても、請求額は大きく変わります。

もし相場から大きく外れる金額を請求されているのであれば、要求が過大であることの根拠を示して減額の交渉を行います。例えば次のような内容です。

・確かに不貞行為を行った事実がありますが、その回数はわずか二回に過ぎず、貴方の考えるような深い関係ではありませんでした。請求されている額は過剰なもので、受け入れることができません。心から反省し謝罪するので、減額してほしい。

・浮気相手の○○さんからは、離婚調停中で5年以上別居状態だと聞いていました。結婚してほしいと言われ不貞関係になってしまいましたが、真剣な交際であり家庭を壊す悪意はありませんでした。したがって減額してほしい。

・誠意を尽くしたいと考えていますが、現在私は無職で、介護を必要とする母親と同居しています。預貯金もなく、住居は母の名義です。そのため請求されている額はとても支払うことができません。減額をお願いします。

減額交渉は、意外と受け入れてもらえることも多いです。相手にしても裁判までするのは負担だからです。もし要求額が200万円だとしても、裁判になって弁護士に依頼すると、着手金や弁護士報酬で50万円近く支払わねばなりません。
それなら、50万円減額しても裁判なしで150万円を手にできるならその方がずっと良いと判断する可能性があります。

支払いを拒否する場合の方法

相手の請求に根拠がないなら、支払いを拒否することもできます。

・不貞の事実がない
・交際相手が既婚者だとは知らなかった
・すでに浮気相手の夫婦関係が破綻していた

これらの場合には、こちらに故意や過失がなく、損害を被った事実もないので、支払う必要はありません。
支払いを拒否する時も、減額交渉と同じで、根拠を述べながら冷静に文書で返事を返しましょう。

もし複数回やりとりをして埒があかない場合は、裁判を起こされる可能性がありますが、その時はその時になってから対策をとれば済むことです。この時点では弁護士に依頼する必要はないでしょう。

ただ、今の状況で本当に支払いを拒否してもいいか自信がない、裁判になったら負ける可能性があるのだろうか?慰謝料ではなく和解金としてでも支払った方が得だろうか?と迷う場合には、専門家のアドバイスを受けた方が良いでしょう。相談だけなら無料でできる法曹関係者のサービスは色々あります。

話し合いがまとまったら示談書を作成

示談書には、一般的には次のようなことが書かれます。

・○○に対する不貞行為の慰謝料として
・慰謝料として、○○万円を支払うことに同意する
・支払い方法と期日
・支払い完了をもってこの問題の解決とし今後一切異議申し立てを行わない

これをベースとして、不貞行為の場合は二度と浮気相手に会わない、連絡をとらないなどが盛り込まれることもあります。

言った言わないの揉め事を避けるために、示談書を元に公正証書を作成するのが一般的です。そこには、次のような約款が入ることもあります。

期限の利益喪失約款
分割払いで合意した際に入れられる約款です。支払いが滞った場合、それ以降の支払いは分割ではなく一括払いをするという約束です。そもそも分割払いを受け入れたのは温情であって、誠意がないならすぐさまやめるという請求側の意思表示ですね。

・強制執行認諾約款
支払いが行われない場合には、私の財産を差し押さえてもかまいませんという約束です。請求側は裁判の過程を飛ばしていきなり強制執行の手続きに入ることができます。

「もし支払わない場合は強制執行してもかまいません」という念書の入った公正証書です。請求側は裁判を起こさずに即財産の差し押さえができます。

支払わないで無視するとどうなるか

慰謝料を請求された時に、一番やってはいけないのが無視することです。
内容証明はただの紙切れですから、これが届いた段階では相手の要求に応える義務は一切ありません。受け取り拒否をすることすらできます。
しかし、無視された方はあなたのリアクションがないと手詰まりになってしまい、引くに引けませんから、裁判を起こすしかなくなってしまうのです。

裁判を起こされた場合は、逃げることはできません。今度は裁判所から呼び出し状が届きます。
これも無視すると欠席裁判となり、一方的に相手にとって有利な話だけがされてしまいます。
よほど請求相手の要求がおかしなものでない限り、あなたは裁判で負けてしまうのです。
裁判所の判決文には支払命令が入っています。
これを証拠として、請求相手は強制執行の手続きをとることができます。
財産の差し押さえなんてドラマの話だと思われるかもしれませんが、実際にこれを受けると衝撃です。

要求を受け入れるなり、拒否するなり、交渉して妥協点を探すなり、何らかのリアクションをするようにしましょう。相手が金銭を求めているのは欲深いからではなく、それ以外に解決策がないためです。本当にほしいのは心の救済という場合、誠心誠意謝罪することで相手の気が晴れ、減額に応じてくれたというケースもあります。

不貞行為で慰謝料を請求されても打つ手は色々ある

大事なのはパニックにならないこと、感情的にならないこと、その場しのぎで逃げないことです。
不貞行為の事実があって慰謝料を請求された場合でも、減額交渉や分割払いの交渉など、できることはあります。

  • よくある質問
  • お客様の声
  • 料金プラン
  • 当社の選ばれる理由

慰謝料請求事例ブログ

慰謝料請求お悩み相談コラム

お問い合わせの流れ

ご相談・お問い合わせはこちらから

お気軽にお問い合わせ下さい
メール問い合わせはこちら
© 2017 慰謝料相談ドットコム All Rights Reserved.